投稿者 ■松原勝利■ 日時 2000 年 3 月 15 日 21:20:49:
回答先: 教えて下さい 投稿者 しんすけ 日時 2000 年 3 月 14 日 23:36:56:
魚鱗癬は色々な分類がありますが、基本的には皮膚の細胞が産まれて、核がとれて アカになって、はがれおちる過程(角化と言います)に異常が生じる疾患です。 先天性と後天性がありますが、後天性魚鱗癬は悪性腫瘍などに伴っておこるものですから 原疾患の治療が優先されます。 先天性魚鱗癬の中で尋常性魚鱗癬、伴性遺伝性尋常性魚鱗癬(これはほぼ男性にしか 発症しません)は、何百万人に一人というような希な疾患ではありませんので、 頻度の低い魚鱗癬というと(ご質問の娘さんの年齢がはっきりしませんが)、 水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症 非水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症 道化様胎児(魚鱗癬) 豪猪皮状魚鱗癬 になるかと思います。 上記はすべて遺伝的に角化異常があるので根本的な治療はなく、治療は対症療法になります。 一般的にはビタミンA誘導体内服、尿素軟膏外用が主におこなわれます。 肝機能障害が起こったとのことで、おそらくエトレチネート(ビタミンA誘導体)内服によるものではないかと 思いますが、内服で効果の期待できる薬は今のところエトレチネート以外にはありません。
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コメント: > 魚鱗癬は色々な分類がありますが、基本的には皮膚の細胞が産まれて、核がとれて > アカになってはがれおちる過程(角化と言います)に異常が生じる疾患です。 > 先天性と後天性がありますが後天性魚鱗癬は悪性腫瘍などに伴っておこるものですから > 原疾患の治療が優先されます。 > 先天性魚鱗癬の中で尋常性魚鱗癬、伴性遺伝性尋常性魚鱗癬(これはほぼ男性にしか > 発症しません)は、何万人に一人というような希な疾患ではありませんので、 > 頻度の低い魚鱗癬というと(ご質問の娘さんの年齢がはっきりしませんが)、 > 水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症 > 非水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症 > 道化様胎児(魚鱗癬) > 豪猪皮状魚鱗癬 になるかと思います。 > 上記はすべて遺伝的に角化異常があるので根本的な治療はなく、治療は対症療法になります。 > 一般的にはエトレチネート内服、尿素軟膏外用が主におこなわれます。 > 肝機能障害が起こったとのことで、おそらくエトレチネート内服によるものではないかと > 思いますが、内服で効果の期待できる薬は今のところエトレチネート以外にはありません。